ホーチミン旅行では市内の移動手段にタクシーとGrab(配車アプリ)がおすすめです。どちらも一長一短なところがあるので、使いどころを覚えておくといいでしょう。
2020年のホーチミン旅行はタクシーとGrabにお世話になろう
ホーチミンの市内観光の移動手段では昔からあるタクシーとここ数年で躍進したGrabのような配車アプリがおすすめです。配車アプリはGrabだけではなく、複数の会社が参入していますが、市場のシェアを見てみると、Grab一強となっています。実際町中を歩いても、Grabのジャケットを着たバイクドライバーを多数見かけます。
タクシーのメリットとデメリット
最も一般的なタクシーは、流しを捕まえることもできますし、お店スタッフに頼んで電話で呼んでもらうこともできます。料金はメーター制で、長距離や半日、1日使いたい場合は別途交渉して安く済ませることもできます。もちろんチャーターも可能。
一方デメリットもあります。例えば「メーターを改造されて料金が跳ね上がっている」、「わざと遠回りされて料金稼がれた」といったトラブルもいまだにうかがえます。
Grabのメリットとデメリット
配車アプリが無敵というわけでもありません。確かにGrabを筆頭にした配車アプリの場合は、「料金が固定なのでぼったくりがない」、「ドライバーの素性が分かるのでトラブルが少ない」といったメリットがあります。
しかし、一方デメリットはと言うと、「登録しなければならない」、「使い方を覚えなければならない」、「待ち合わせ場所で当該の車を見つけなければならない」といったものが挙げられます。市内であれば問題ないですが、ちょっと外れに行くとドライバーを見つけられないのもいささか不便。
海外旅行に年に1度くらいしか行かない方は、Grabに登録するのも面倒かと思うので、タクシーでもいいかと思います。ただ、Grabは一度登録すると、他の国でも使うことができるので、使い方さえ覚えてしまえば心強い味方となることは間違いありません。